ネズミ駆除業者とサルモネラ菌
食中毒の原因としてよく知られているのがサルモネラ菌です。
このサルモネラ菌はネズミが媒介することで感染する菌です。
ネズミの体はもちろんフンにも大量に含まれており、触ることで感染をしてしまいます。
感染をすると食中毒だけに限らず、チフスを発症してしまうこともあります。
チフスに感染をするとピンク色の独特な発疹が出るのが特徴になります。
重症になると、腸に穴があいてしまうことがあり、抵抗力の低い乳幼児が感染することで髄膜炎を引き起こすこともあるのです。
さらに、チフスというのは健康保菌者という感染をしても問題が起こること無く、そのままチフス菌を体内に保有したままの状態になる人もあります。
この体質の方が感染をすると、自覚もなくチフスの被害をどんどん拡大させてしまうこともあります。
ネズミはレプトスピラ菌の原因にもなります。
レプトスピラ菌というのは、日本においてもよく知られている病気です。
沖縄での発生が目立つのですが、ペットの犬が感染してそのまま死亡してしまうケースもありますので、十分に注意しておく必要があります。
人が感染をすると、身体中から出血をするエボラ出血熱のような症状が出ることもあります。
ペットには必ずワクチンを摂取させるようにしてください。
ネズミ駆除はまず区役所に電話
国内には、ネズミが生息している地域があり、以前に比べてその数も増えているようです。
ネズミの種類にもよりますが、活動する場所が庭先や床下、建物の中に侵入して天井に住みついたりすることが確認されています。
ネズミを媒介して病気に感染する場合がありますので、ネズミ駆除を行うことも大切になるでしょう。
区役所では、ネズミ駆除の方法や駆除剤について教えてくれたり、区によっては殺そ剤を配布しているところもあるようです。
ネズミ駆除を行いたい方や、お困りの方は、一度区役所に電話で問い合わせてみてはいかがでしょう。
ネズミは、2㎝程度のすき間があれば、出入りすることが可能といわれています。
住宅には、外から侵入することができる、2㎝程度のすき間はいろんなところにあるものです。
通風口や床下、ドアのすき間や排水管などから、ネズミは容易に侵入することができます。
出入り口となる場所を確認したら、殺そ剤や粘着シートを置いて、出入り口をふさぐのがいいでしょう。
ネズミ駆除の、殺そ剤や粘着シートは、薬局やホームセンターなどでも購入することができるでしょう。
ネズミを発見したら、まずは区役所に電話をして相談されることをおすすめします。
マンションで行うネズミ駆除
ネズミは多くの種類があり、住宅の周辺などにも住み着いているのです。ほとんどが夜行性で昼間はあまり姿を見ることはありません。
ネズミは暖かいところを好むため寒い時期は住宅内に入ってくるのです。住宅内に巣作りを行い雑食性のため食べ荒らされてしまいます。人にも害をあたえることから害獣として問題となっておりネズミ駆除を行うことが必要です。
ネズミは電気の線をかじったりすることもあり漏電などの問題も発生します。ネズミは一軒家だけでなくマンションなどにも発生します。
ゴミの収集場が不衛生な状態であったりパイプなどをつたいベランダなどの場所に出現して巣作りを行うことがあります。
まずネズミ駆除を行うためにマンションの場合は住民と管理組合などの協力が必要となります。生ゴミなどの収集場所を清掃することやベランダなどに生ゴミを放置しないことです。
駆除の方法としては粘着シートやネズミ捕りカゴなどの方法があります。またネズミ駆除を専門の業者へ依頼するという方法もあります。プロに相談をして最適な方法を検討することから始めます。
これらとともに侵入ルートを遮ることと、ネズミが発生しないようにベランダなどを清潔にしておくように住民や管理組合に理解を得ることも必要です。