屋根裏のネズミ退治で毒餌を使う場合は?
屋根裏からネズミの足音がする場合、そこはネズミの通路又は運動場となっているということで、ほぼ間違い無いみたいです。
そのため、個人的には、そこに毒餌をバーンと置いて置けば、駆除としては十分だと思っていました。しかし、実際のところ、屋根裏に毒餌を置いても、基本的にはあまり効果が無いみたいです。
なぜなら、屋根裏はネズミにとってはあくまでも運動場で、餌場ではないからです。
これはちょっと私も知りませんでした。ネズミがいる場所に、単純に置けば良いというわけではないんですね。
ただ、毒餌のタイプによっては、屋根裏等の運動場や通路に置いても、駆除効果を得られるみたいです。そのタイプとは、投げ込みタイプ。
普通の毒餌と違って、置いた皿に入れておくのではなく、分包されたのを屋根裏等に撒いておくそうです。
このようにしておけば、ネズミは自分の巣に持って行って食べるのだとか。
となると、ネズミの餌場が特定できない場合でも、この投げ込みタイプのものなら使えるんですね。
ちなみに、餌場にこの投げ込みタイプのものを置いておいても、ネズミは食べてくれるのでしょうか?
もしそうなら、一応何時ネズミが出ても良いよう、1つ投げ込みタイプの毒餌を買っておこうと思います。
クマネズミが多い理由
日本にいるネズミの中でも最も多いのがクマネズミだと言われています。
体調は15センチから20センチ程度で非常にしっぽがながくて耳が大きいというのが最大の特徴です。
身体はそこまで大きくありませんので、動きも非常にすばしっこいのが特徴です。
壁や電線を上手に上りますので、家の2階や3階からであっても簡単に侵入することができます。
そして、非常に頭が良いですので、殺鼠剤やトラップを設置したとしても、なかなか上手に捕まってくれません。
さらにクマネズミの中にはスーパーラットと呼ばれている殺鼠剤に対しての免疫を持っている個体もいますので、非常に厄介なのです。
植物性のものを好んでいるので、ガーデニングの肥料などを目的にして庭に入り込んで、ベランダから侵入することもあるのです。
他のネズミと同じように繁殖力が高くて、年中繁殖し続けて数十匹もの子供を産んでしまいます。
そしてイエダニも身体に寄生しますので、ダニを撒き散らしてしまうという被害も出るようになるのです。
警戒心が強い一方で、行動は大胆に撒き散らすネズミの中でも厄介な個体だといえます。
クマネズミを発見したり、痕跡を見つけたのであれば早急に対処しなければなりません。
飲食店のねずみ駆除対策
飲食店を経営している方にとって衛生面や火災などは非常に重要な注意事項です。飲食店には食べ物が豊富にあるので、ゴキブリやネズミが繁殖して悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特にネズミは病気を媒介し、体に寄生したダニをまき散らすことがあります。また、ガス管や電気配線を齧って火災の原因となった事例もあります。
ネズミの糞や尿が悪臭となったり、お店でネズミが見たという話が広がって客足が遠のいてしまう場合もあります。飲食店に住み着くのは主にドブネズミです。
ドブネズミは雑食性で下水等を通ってお店に侵入したあとは店内の様々なものを齧ります。多くのネズミは警戒心が強いのですが、ドブネズミは攻撃的です。
ネズミ駆除対策を挙げていきますので見ていきましょう。まず、店内の壁や天井に黒く汚れたところや齧られた場所がないか、糞が落ちていないか調べてみます。
これらは、ネズミの通り道になりますので、ネズミ駆除の毒エサや粘着シートなどを置きます。ネズミ駆除の効果が出るまで少し時間がかかりますので、1週間程度設置したままにしておきましょう。
超音波や電磁波がでるネズミ駆除装置を通り道に置くのも効果的です。ネズミが侵入する経路を調べて侵入経路を塞ぐことが重要です。
塞がないとネズミ駆除をしてもまた侵入してしまうからです。個人で駆除が難しい場合は駆除業者に相談しているのも1つの方法です。繁殖するに対策を行うことが大切です。