ネズミ駆除とハーブ
ネズミの被害は昔からありますが、先進国である現代の日本でも依然としてネズミに悩まされることがあります。
日本の住宅に出没するのは、主にドブネズミとクマネズミの2種類です。
ドブネズミはその名の通り、排水溝などで見かけますが、大型で重量もあるので住宅ではよく床下にいます。
クマネズミは体長が20センチ前後でわりとスリムな体型です。雑食で身軽なため、ビルなどにも住み着きます。戸建て住宅やアパートの天井裏で音がするのは、大抵この種類のネズミです。
ネズミの出没が問題になるのは、衛生面での害が大きいためです。
鼠咬症という病気に感染したり、ネズミのに寄生するイエダニによって皮膚炎になる恐れがあります。
またケーブルなどをかじる習性があるため、電気系統が故障したり、火災につながるなど、都市機能被害も深刻です。
ですからネズミの気配を感じたら、早急にネズミ駆除の方法を考える必要があります。
ネズミ駆除のための強力な薬剤もありますが、小さな子供やペットのいる家庭では安全面も考慮して選ぶのは大事です。
その点でネズミの嫌いなミントやワサビなどのハーブを利用するのは有効です。
ハーブの精油を使用した忌避スプレーや、置くだけでネズミを寄せ付けない忌避剤などを利用すると安全にネズミ駆除ができます。
ネズミ駆除を庭でやるなら
ネズミ駆除を庭で行う場合、ネズミを駆除する事だけを考えるのではなく、周囲の環境や近隣住民に注意しながら行うべきです。
なぜなら、その配慮がない場合、近隣住民の大切な財産にダメージをもたらしたり、自宅の所有物にキズをもたらす可能性があるからです。
ネズミ駆除を行う時は周囲の人々の協力を得ながら取り組んだ方が良いです。
周囲の人々の協力があれば、他者の財産にダメージを与える可能性を皆無に出来るからです。また、騒音や臭いによる近所トラブルを予防する事が出来るからです。
ネズミ駆除を庭で行う時は服装に注意すべきです。
なぜなら、皮膚に駆除の薬品がかかり、大変な思いをする可能性があるからです。
行う時は長袖、軍手等を着用し、完全防備しておいた方が良いです。
この作業は周囲の協力がなければ成立しないです。家族や関係者等が連携して取り組むべき課題です。
庭には多くの植物がある事が多いです。ネズミ駆除のやり方を失敗すると貴重なそれらのものを台無しにしてしまうおそれが高いです。
開始前にまもるべきものはまもる作業を必ず行っておいた方が後で困らないです。
この場所でのネズミ駆除は自然と人間の双方の事を注意しながら行うべきです。
ねずみ駆除おすすめは専門業者に依頼
コードや柱をかじられた跡がある場合、周囲に糞が落ちていたらネズミによるものです。配線コードをかじられると断線や停電を招き、火事の原因にもなります。
また、ダニの繁殖を招きますので、気づいたら早い時期にネズミ駆除をしたいものです。
粘着シートや殺鼠剤、忌避剤などを使って、個人でネズミ駆除を行うこともできますが、おすすめしたいのが専門業者への依頼です。
個人で駆除を繰り返した結果、ネズミが学習して駆除が難しくなるケースが少なくありません。専門業者なら、ネズミの習性を知り尽くしており、専門の器具などを使用して完全に駆除することが可能です。
専門業者を選ぶ場合には、次のような点に注意しましょう。
まず、サービス内容をよく確認することです。格安料金でも、個人でできるような内容なら意味がありません。
完全に駆除してくれるのか、しっかりチェックしてください。次に、見積もりの段階で、追加費用が発生するかどうかも確認しましょう。
業者によっては、見積もり金額が安くても、最終的に非常に高額になるケースもあります。最終的にいくら必要になるかを聞いておくと安心です。
また、飲食店では特に、近隣への配慮をしてくれるかも確認しておきましょう。