ねずみ駆除には「エンドックス」!
ねずみ駆除薬と一口で言っても、ネットで売られているのも含めると、数えきれない位の種類があります。そこで、人気の高いものなら効果も折り紙つきだと思い、人気どころを調べてみたところ、バイエルクロップサイエンス社から販売されている、「エンドックス」というのが見付かりました。
なんでも、粉末の形をしていてねずみの種類によって量を自由に調整できるため、家に出ているねずみがクマネズミの場合でもハツカネズミの場合でもドブネズミの場合でも使えて万能だそうです。では、具体的にはどのような形で、このエンドックスは使うのでしょうか?
まずは、床に散布しておくというパターンがあるそうです。つまり、ねずみの通路にエンドックスを散布しておくと、そこを通ったねずみは毛繕いの際にエンドックスも摂取することになるんですね。後は、ねずみの好きなパンやさつま揚げ、油揚げ、サツマイモなどの周りに衣のように塗して餌場に置いておいたり、小麦粉やトウモロコシ粉と混ぜて水で練って毒団子を手作りしたりという使い道もあるそうです。
1つでこんなに使い方が色々あるなら、エンドックスが人気なのも頷けます。ただし、粉末状ということはそれだけ人間の口や鼻にも入りやすいため、扱いの際は十分注意すべきとのことでした。
高齢者のねずみ駆除は危険と隣合わせ
高齢者の住む住宅でねずみ駆除が必要になった場合、天井などにねずみがいるのであれば、専門業者に頼んでしまった方が良いこともあります。
それは高齢者の場合、天井に自力で登ってねずみ駆除をしようとしても、体力的に厳しかったり、万が一転倒すれば、大変な治療費がかかってしまう可能性が出てきます。
おまけに高齢になると、骨折した場合、なかなか完治せず、最悪の場合、入院期間が長くなるケースもあります。
そのため、高齢者の場合は、無理に自分でねずみ駆除をしようとするのではなく、専門業者に依頼をしたほうがよほど安く済む可能性もあります。
自分の体のことも考えてねずみ駆除を行わないと、ねずみ駆除よりも高い高額な医療費を支払うことになります。
天井のような、人間が登るには難しい場所にねずみがいる場合は、業者さんに相談をしてみましょう。
一軒家住宅の場合は、平均10万円~20万円程度かかりますが、一人暮らし用の狭いマンションであれば、もっとねずみ駆除費用は安くなります。
期間や駆除回数など、予算に合わせて行ってくれる所もありますので、まずは無料なので見積もり相談だけでもしてみましょう。
ただし、ねずみ駆除業者の中には、100万円以上の高額請求をする悪徳業者もいますので、気を付けましょう。
家のメンテナンスが手抜きだとねずみが増える!?
ねずみ駆除では、天井裏のねずみの退治で苦戦することが多いです。
そのため、天井からねずみの走り回る音がするので、ねずみ駆除業者さんに頼んだっていうケースは多いですね。
また、天井以外にも、ねずみはよく壁の中にいるケースもあります。
壁の中なんて、どうやって入ったのか、すごく不思議ですよね。
でも、ねずみは、小さな隙間があれば、そこを通って、簡単に侵入してしまいます。
人間ではわからないような場所から、ねずみがどんどんと入ってきますので、壁の中など、駆除が難しいケースは、プロに任せるようにするのがおすすめです。
また、ねずみは外壁などに穴やヒビがあると、潜り込んでくるので、本当は外壁工事をしたいけど、費用がもったいなくて、そのままにしているなんて場合は要注意です!
外壁の穴から、ねずみが入り込んでしまうことが多いので、外壁を壊れたままにしているのは良くありません。
やはりねずみが入りにくい家にするためには、日頃から家のメンテナンスをしっかりやっているかどうかっていうのも重要になってきます。
家のメンテナンスに欠陥があれば、やはりそれだけねずみ問題も出てきます。
ねずみと家のメンテナンスは意外に関係があるものです。
ねずみ噛まれると死ぬ可能性も!
自分でもねずみ駆除って出来ますが、業者さんに依頼をしたほうが良い場合もあります。
ねずみ駆除業者さんに頼んだほうが良い場合の例として『天井裏』にねずみが出た場合が挙げられます。
天井裏は素人にとって、ねずみ駆除の難易度が高いので、プロにやってもらったほうが安心です。
また、ねずみ駆除は、素人がやった場合、『噛まれないようにする』というのが、一つのポイントになってきます。
ねずみ駆除をしている最中に、人間がねずみに噛まれてしまうと、モニリホルム連鎖桿菌、鼠咬症スピリルムといった感染症に悩まされる可能性があるのです。
そのため、ねずみが必ず死んだことを確認してから、ねずみを掴むようにする必要があります。
また、ねずみからの感染症は、ねずみの本体だけではなく、糞尿を触っても、感染する可能性がありますので、ねずみ駆除で掃除をする時には、必ずゴム手袋などを用意して行うようにしましょう。
ねずみが危険な生物だという認識が低い人ほど、ねずみを素手で捕まえたりすることがあります。
しかし、ねずみに噛まれれば、最悪の場合、命を落とすこともありますので、決して素手で持ち上げたりしないようにしましょう。
ねずみは追い詰めると危険です。