ねずみ駆除で毒団子ってどう使うの?
ねずみ駆除グッズとしてよく知られる、毒団子。ただ、毒団子という形で売っているのではなく、実際は粉末状で売られているねずみ駆除薬を自分で買って、小麦粉やトウモロコシ粉と混ぜて、水で練って作る形となるそうです。そのため、よく聞くねずみ駆除策ではありますが、意外と手間もかかるみたいです。
ただ、そうして苦労して作った毒団子でも、正しく使わなければ中々効果が出ないそうです。では、毒団子とは正しくはどう使えば良いのでしょうか?調べたところ、仕掛ける場所が大きなポイントだと分かりました。それを間違うと、せっかくの毒団子もねずみに食べてもらえないみたいです。
具体的には、ねずみはその習性上、自分が餌場とする場所の食べ物しか手を出さないそうです。具体的には、ねずみの通路に毒団子を置いたところで、まず食い付かれることは無いとかで。そのため、毒団子を設置する前には、その場所がねずみの餌場なのかを入念にチェックしなければいけません。
しかも、置いた後に下手に動かすと余計にねずみの警戒心を煽るため、毒団子は1回置いたらどんなに食い付きが無くても最低5~7日は放置しておくべきだそうです。毒団子でねずみ駆除をするには、意外と根気が必要なんですね。
ねずみ駆除を短時間で!
ねずみ駆除に時間をかけたくない。そういった声は、世間では多いと聞きます。確かに、ねずみなんて言う決して綺麗ではない生き物との戦いなんて、そう長々と続けたいものではありませんからね。しかし、毒餌や粘着シート、超音波器といったねずみ駆除グッズを使うのでは、どうしても時間がかかってしまうそうです。
なぜなら、それらを設置する前に、ねずみの餌場や通路を入念にチェックしなければいけないからです。仮にそれを怠ると、毒餌はねずみの口に入らず、粘着シートはそもそも上をねずみが通らず、超音波器は超音波がねずみに当たらないといった感じで、いまいち駆除効果が出ないみたいです。
しかし、短時間でできるねずみ駆除策もあります。それは、燻煙剤。具体的には、ねずみが苦手とする唐辛子やハーブの成分が配合された煙を、ねずみの潜伏するエリア一体に充満させることで、ねずみを追い出すんです。なんでも、ねずみは元々煙が苦手で、尚且つそこに唐辛子やハーブ成分まで加わるため、そこにいられないみたいです。
そのため、燻煙剤を使えば時間をかけず家主側の負担も少なく、ねずみ駆除が叶うとのことでした。ただし、ねずみにその家が嫌な場所だと学習させるため、ねずみがいなくなった後も複数回は繰り返す必要はあるそうです。
ハーブだけでねずみ駆除は可能か?
ねずみ駆除はハーブを使うとねずみ避けに効果があると言われています。
しかし、ハーブを使うだけでねずみ駆除が完了するケースは、少ないかもしれません。
というのも、ねずみってすごく頭が良くて、学習能力があるんです。
長期的に使用していると、ねずみはそのうち、自分に特に害を咥えるものではないとわかり、恐れなくなってしまうのです。
ハーブによるねずみ駆除は、最初のうちは効果があるかもしれませんが、長期で使用していると、慣れを生んでしまい、怖がらなくなるデメリットがありますので考え物です。
短期でスパッとねずみ駆除をする場合にはおすすめですが、なかなかハーブでねずみが家を出て行かない場合は、ねずみ駆除方法を変えた方が良いと思います。
ねずみによって、合っている駆除方法というのは、ちょっとずつ変わってきます。
それだけに、ねずみ駆除は一つの方法で上手くいかなくても、あんまり気にする必要がありません。
ただ、素人が駆除をする場合、別のねずみ駆除方法を試すのに、色々なグッズを買い揃えないといけないので、いくつも試していると、それだけでお金がかかってしまいます!
結果的にプロのねずみ駆除業者に頼んでしまった方が安かったなんてことにもなりかねません。