ネズミ引越


ネズミ捕り器はあまり現実的じゃない!? 

 

ネズミ退治の方法と言われると、個人的には、ネズミ捕り器というのが最初に頭に浮かびました。

 

昔の絵本やアニメで出て来た、バネ式のものなのですが。なので、てっきり今のネズミ退治も、そうしたネズミ捕り器が多用されているのだと思っていました。

 

しかし、実際のところ、ネズミ捕り器による退治は、全然メジャーじゃないそうなんです。

 

なぜなら、ネズミ捕り器でネズミを全部駆除するのは、およそ不可能だからです。

 

確かに、ネズミはある程度まとまって被害を及ぼしますが、ネズミ捕り器で狩ることができるのは、1台につき1匹ですからね。

 

それに、捕り器にネズミが近付かないと捕れない関係上、確実にネズミの出る場所に設置しなければ無意味となってしまうそうです。

 

つまり、設置するための労力も、かなり要されるんですね。

 

となると、確かにネズミ捕り器による退治は、あまり現実的ではありませんね。ネズミの出そうな所に大量の捕り器を置いておくわけにもいきませんから。

 

そのため、ネズミ退治の業者さんも、滅多に使わないとのことでした。

 

なので、私も、もしネズミの被害に遭った場合は、捕り器ではなく、毒餌や粘着シートなど、別の退治方法を実践することにします。

 

 

ネズミ捕り器はえさが大事! 

 

ネズミ捕り器って、ただ置いておくだけでは、全然効果が無いそうですね。

 

なぜなら、ネズミは警戒心が強い動物だからです。つまり、今までは無かったものがボンと置かれていたら、触れることはもちろん、近付くことすらしないんですね。

 

そのため、ネズミ捕り器を使う場合は、上手にえさを併用していくことが大事とのことでした。

 

そうは言ったものの、それも中々簡単ではないそうです。

 

個人的には、捕り器にえさを置いておけば、そこにネズミがおびき寄せられるのでは、と思ったのですが、前述した強い警戒心の関係上、えさが置いてあってもひっかかる可能性は低いみたいです。

 

そのため、えさは捕り器の中だけではなく、その周りにもたくさん撒いておくと同時に、最初の内は捕り器が作動しないようにして、敢えて中のえさをネズミに食べさせる、ということもしなければいけないそうです。

 

つまり、時間をかけて徐々にネズミの警戒心を解いていくんですね。

 

こうして見ると、ネズミ捕り器によるネズミ退治は、私達が想像するよりも大変なんだということが分かります。

 

それに、ネズミ捕り器は上手く作動しても1匹ずつしか捕れないため、あまり効率の方も良くないみたいです。となると、個人でネズミ退治をするなら、捕り器以外にしておいた方が良さそうですね。

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