ねずみ駆除:屋根裏で繁殖してしまったら
ねずみの中でも、屋根裏に巣を作りやすいのがくまねずみという種類のねずみです。
非常に賢く、毒エサを置いても食べなかったり粘着シートをしかけても避けて通ったりと、こちらの想像を遥かに超える程の知能の高さを見せつけてきます。
その為、ねずみ駆除を試みてもなかなか上手くいかないことが多いのですが、それでもだからといって放置しておくわけにもいきません。
このような賢いねずみに対して一番効果的なのが、全ての食料となるものを隠してしまうこと、つまり兵糧攻めです。
もちろん、他の罠も設置しておく方が効率が良いのは確かですし、外からの侵入経路を完全に塞いでしまうことも忘れてはいけません。
可能ならば、専門家に駆除して貰うほうが尚効率が良いでしょう。
ですが、自力で解決したい時などは、この兵糧攻めで対処するようにしましょう。
洋服などを収納しているプラスチックケースなど、ねずみがかじって壊せないような頑丈なケースに全ての食料を仕舞い込んでしまいます。
そうすることでねずみの餌となるものがなくなり、次第に弱ってきますから、そこにねずみが嫌う超音波を出す装置を使い、家から追い出すようにするのです。
何とか屋根裏からおびき出し、完全に家の中から出て行ったことを確認した後は、屋根裏へと通じる経路をすべて塞ぎ、2度と同じことが起こらないように対策しましょう。
一人暮らしなら自分でネズミ駆除!
一人暮らしをしている人の場合、市販のネズミ駆除グッズを購入してネズミを追い出すのもおススメです。
自宅にペットや赤ちゃんがいる場合は、市販のネズミ駆除グッズによっては、家族やペットに悪影響が出る可能性があるので、気を付けないといけません。
もしも家族に寝たきりの老人や赤ちゃん、もしくはペットが要る場合は、早めのネズミ駆除がおススメです。
ネズミは、寝たきりの人に襲いかかったり、ペットに被害を及ぼす可能性があります。
よくあるのは、ペットの顔をネズミに齧られてしまうこと。
また、ねずみに齧られてしまうと、痛みの他に、深刻な感染症になってしまうこともありますので、健康被害も心配です。
人間や犬や猫によって、ネズミによる感染症は異なります。
人間であれば『モニリホルム連鎖桿菌感染症』や『鼠咬症スピリルム感染症』。
犬であればレプトスピラ症(ワイル病)、猫であれば『トキソプラズマ症』『エキノコックス』『条虫症』などが挙げられます。
それだけに、ネズミはそのままにしておくと、大変危険です。
海外では、ネズミによって赤ちゃんが殺された事件もありますので、ネズミを目をつけられる前に、しっかりと駆除することをおススメします。