ねずみ駆除:確定申告!勘定科目に費用は含めていいのか?
ねずみは家庭、事業所に限らず出現します。
給与所得者の場合には、過大な金額でない限り、わざわざそれを税法上何に加えればいいのかなど考えることも必要ないのですが、事業所の場合には確定申告の際どの勘定科目に加えていいのか迷うところです。
働いている人のことを考えてのことなので福利厚生費なのかと考えることもあるでしょう。
科目は会社ごとのこだわりの部分になりますので、それぞれ違うものです。
ただ一般的には「雑費」として処理しているところが多いようです。
またねずみ駆除業者に依頼した場合には、雑費の中の「外注清掃費用」として処理しているところもあります。
「衛生費」としている者も見られます。定期的に継続して駆除を行う契約をしている時には、ある程度の額になることも考えられます。
使われている会計ソフトの中に維持管理費、修繕費、清掃費のいづれかがあればそれを使えますし、なければ雑費、継続して行われるものであれば、改めて項目を作成するということも行われています。
もし顧問の会計士や税理士がいるならば、そちらに状況や金額と合わせて相談してみるとよいでしょう。
適切な勘定項目を教えてくれるはずです。工場などの規模の大きなものとなれば金額も必要性もそれなりに違ってきます。
飲食店で手を焼くドブネズミ
飲食店がねずみ駆除業者を雇ってでも、ねずみ駆除をしないといけないのは、やはり保健所からの営業停止処分が怖いという問題があると思います。
ねずみが1匹できるくらいでは、即保健所に営業停止処分されるわけではありませんが、『食中毒』などの被害が出た場合は可能性が高くなります。
また、飲食店に出ることがあるドブネズミは、家庭で出るクマネズミと違い、その大きさにびっくりすることがよくあります。
ドブネズミは通常は、20センチ前後の大きさが多いと言われていますが、近年世界各地で、巨大化したドブネズミが報告されています。
体長60㎝前後の個体も出ており、正直ここまで大きく、素人ではビビッてしまって、自分で駆除するのが難しいと思います。
60㎝もの大きさになってしまうと、ちょっとした猫くらいの大きさです。
小さなねずみであれば、素人でも自分で駆除しようと思ったら、何とか我慢してできるものですが、体長が60センチも超えるような場合は、戦意喪失してしまいます。
また、ドブネズミはねずみ駆除の中でも、比較的獰猛な部類に入りますので、あんまりにも大きなドブネズミに威嚇をされれば、怖くて怯んでしまうこともあります。
やはりそういう場合は、専門業者を呼ぶべきです。